このレビューはネタバレを含みます
*ただのメモ書き
家族を惨殺されたマチルダと町一番の殺し屋レオン。
マチルダに絆されて家に置いてしまうレオンが愛おしかった。マチルダはとても聡明で見ていて微笑ましい。
二人が映画のワンシーンをオマージュしているシーンが本当に見ていて楽しい。
「大人になっても人生は辛い?」
『あぁ。』
殺し屋の仕事を結局教えてしまうレオンも、一人で敵討ちに向かってしまうマチルダも人間臭くてよかった。
12歳で劣悪な家族環境に置かれていたマチルダがレオンの優しさに感動していたのが胸がキュッとなった。レオンのことを好きになってしまうのも頷けた。12歳であんなに賢くならないといけなかったマチルダがレオンといると子供らしいゲームや表情を見せるのが愛らしかった。
レオンがちゃんと大人として、マチルダを庇護対象として大事にしているのがよかった。未熟で幼いマチルダに絆されるところはあっても大人と子供という立場をとっていたのが良かった。
あの植物の描写がずっとなされていて、最終的にマチルダが鉢植えをちゃんと植えていてじんときた。マチルダ自身も世界に根を張って生きていけたらなぁと願う。