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レオン 完全版のgirosukeのレビュー・感想・評価

レオン 完全版(1994年製作の映画)
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午前十時の映画祭
何度もビデオで観た映画を劇場で観られる喜び。
前半、虐待されてて常に哀しそうな表情のマチルダが
弟の前でしか見せなかった笑顔を
レオンにミルクを買いに行くのを認められ、必要とされて喜び笑顔になる所と、
その後のレオンの部屋に入るまでの
恐怖と安堵の表情を見せる所で
ナタリー・ポートマンの魅力に引き込まれる。

リュック・ベッソン監督と言えば音楽はエリック・セラ。
結構前面に押し出てそうな曲が多いのに
映像の邪魔にならず一体化してる所が凄い。
ゲイリー・オールドマンの指パッチンで曲がピタッと止まるシーンは
緊迫するシーンなのに笑ってしまう。

ゲイリー・オールドマンは確かこのヤク中の刑事の役を自身が苦しんだ経験もあって
最初はやりたがらなかったとか。

ジャン・レノ、通常版だと殺し以外の事を知らずに生きてきて心は子供っぽいキャラ
って感じが、
完全版では過去を語りグッと深みが増す。

ここ最近初めて観る人のこの映画の感想は
性的な部分に気を取られてる事が多いのは哀しい。

マチルダがシャンパン飲んで大笑いする所は本当に飲んで楽しくなって笑ってるそう。

昔、レオンの真似して観葉植物育てたなあ、ことごとく枯らしてやめたけど。
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