全編通して描かれるとてつもない絶望絶望、そしてまた絶望。また、前半と後半の見事なまでの二つの恐怖の描き方。とにかく感染者が猛烈ダッシュで襲いかかります。ゾンビなら足は遅いので、やべぇ！ってなってからバリケードを貼ったり武器を作ったりできるけど、これはそうはいかない。やべぇと思ってから"来る"までの間隔がとてつもなく短い。焦る焦る。じわじわとは違った恐怖を感じられる。
後半になると次は終末世界における狂気を描いた恐怖に変わります。それがまた、狂ってる。よくある食べ物の奪い合いとかそういうんじゃない。
ラストは通常版より特典にあるアナザーエンドのほうが大好きです。この映画は、その終わり方の方が素晴らしい。
あ、あと楽曲のIn The Houseって曲がとてつもない名曲です。
聴いてるだけで絶望感が溢れてくる
