ある日、のび太のパパのもとにトランクが届く。開けてみると不思議な門が現われ、その向こうにはブリキのホテルが立っていた。そこは車も建物も、従業員もすべてブリキでできたブリキン島のブリキンホテルだった。ブリキンホテルに滞在することにしたのび太たちだったが、突然ブリキの飛行機から襲撃を受け、ドラえもんが連れ去られてしまう。
【劇場版第14作目】舞台はブリキン島。のび太のパパが居眠りしているとテレビの砂嵐が突如切り替わりブリキンホテルの宣伝が始まるという『クレヨンしんちゃん』にありそうな導入部が不気味。人間が楽をするために造ったロボットが自我を持ち反乱を起こすありがちな展開。
ゲストキャラクターのサピオが小学生4人を拉致し戦争に巻き込むうえ、やたらに善人ぶっているのでどうも好きになれない。
拷問をされて完全に停止したドラえもんがのび太のアイデアで復活するシーンは感動。ドラえもんが復活してから駆け足ぎみだったが敵のボスの最期は印象に残った。
