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ピアノ・レッスンのairiのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

理解し難い。私が愛を知らないからか。
未婚の母で、緘黙のエイダとその娘がニュージーランドの開拓移民に娶られて海を渡る。彼女にとってピアノが自分の言葉と同じくらいの存在価値。そこで出会った夫ではないベインズと惹かれあい、夫に指を切り落とされる修羅場を超えて、ベインズと共に生きる話。
子供がかわいそすぎる。話せない母の通訳として過酷な地で友達もいないのに連れて行かれ、原生林の家の外に締め出されて母親は中で自分の好きなピアノを取り戻すために身体売ってるんでしょ。あげく正しいことをしたら目の前で母親の指を切り落とされてトラウマ必至。生涯、後悔の念で母の面倒見続けそう…。
裸で迫るベインズも、浮気の情事を床下で鑑賞するスチュワートも、子供が板1枚向こうにいるのに裸になるエイダも気持ち悪いな、と。それに油断させるために、エイダのことを愛してるスチュワートの裸体をマッサージするとか酷くない…?大人3人の趣味嗜好はそれぞれだし、自分の身体よりピアノの価値が高いのも本人の自由だと思うけど、この映画に子供を混ぜるのはダメだと思う。
と、こんなに長い感想が出てくるだけ楽しんだといえば楽しんだのか…。笑
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