りっく

フレンチ・カンカンのりっくのレビュー・感想・評価

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)
3.7
恋多き男の無責任な多角関係を描きながら、その場の恋に命を削るルノワール流の恋愛至上主義がおおらかに肯定される。

クライマックスのムーランルージュ開店の夜の舞台風景での、官能的なカンカンを踊り狂うダンサーたちの群舞をはじめ、映画的な興奮が細部に詰まっている。
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