自分はリュック・ベッソンが製作を手掛けた作品がどうも苦手なのですが、なぜかこのシリーズだけは別でいつも楽しめてしまう。今回もよくよく考えれば脚本は穴だらけのデタラメなのに猛烈なアクションで一気に押し切られてしまいました。愉快・痛快・爽快活劇。
このハゲ……いや、身体的特徴についての蔑称的表現はよくありませんね。改め、この逆フサフサがとにかく強いんです!相手の発砲を避けてかわしたり、車体につけられた爆弾をタカハシレーシングもびっくりなウルトラCで取り外すシーンなどはセガール師匠ばりに笑いを誘う無敵っぷりです。逆フサフサながらも見事にカッコイイと思えるジェイソン・ステイサム、彼は男の中の男です。
またマシュー・モディンが久々に見れたのも嬉しかった。ただ彼はどんな役を演じてもいい人に見えてしまいますね。今回も軽い悪役ながらも、どこか無理をしているような、人の良さが滲みます。