ヤベヒロシ

猟人日記のヤベヒロシのレビュー・感想・評価

猟人日記(1964年製作の映画)
2.4
冒頭、血液についての学問的講釈がいきなり始まり、見間違えたのかと思ってしばらく観ていたら、おどろおどろしい音学とともに、「猟人日記」とタイトル表示。

サイコパスな話なのかなと、期待が高まるものの、蓋を開けてみたら、ナンパするおっさんのミステリーサスペンス。

一番馬鹿馬鹿しいのは、誰がどうみてもthe日本人みたいな胴長短足な主人公が、何の変装もせずに外国人のふりをしてエセ日本語でナンパしまくるところ。それに女も引っかかりまくる。どうかしているだろう。

ただ、ナンパの話だから軟派な内容かといえば必ずしもそうでもなくて、がんがん身の回りで殺人事件が起き出して、そのへんは先が気になると言えば気になる。

まあ、白黒映画として古典的な楽しみ方はできるが、質はあまり良くはない。
ヤベヒロシ

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