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妖婆のmitakosamaのレビュー・感想・評価

妖婆(1976年製作の映画)
2.5
ビデオにて鑑賞。うーん、なんとも言えない出来だなぁ。
大正時代、お婿をもらう良家の“お島”。お島に嫉妬する従兄弟の“さわ”。
さわが呪いをかけ、お島と婿との夜の営みが成立しなくなる。婿がお島とは勃たなくなり、さわと良い仲になっちゃう。
さわが呪いをかけるってのが、どうやってんだかわからないし、不透明なんでモヤモヤする。

主演のお島が京マチ子。濡れ場もあるけどいかんせんこの時期もう五十路くらいよね。さすがにちょっとなぁ。お乳首はピンクで綺麗だけど。
序盤の生娘で嫁入りってシーンは流石に無理があるんじゃないか?物語後半は年相応の役柄になるけど。

悪霊が憑いていると祈祷師(三国連太郎)に言われ、滝行とかしてたら、祈祷師に抱かれちゃう。
で、このシーン、いる???物語にあまり関係ないんだよなぁ。

で関東大震災で一家離散。途中不倫とかして子供の霊がついたりする。このエピソードで悪霊払いのアイテム・数珠をゲットする。

再会したお島とさわだが、さわが例によって妬み、呪いをかける。
でもこの時点でさわが妬む理由もあまり感じないんだよなぁ。結局
お島は呪いで年老いて死んじゃう。

お島は妖婆になって、さわと娘のお敏に祟る。
どうせなら中盤のエピソードを削って、妖婆になってからの逆襲をもうちょっと長く見せて欲しかった。

お敏を演じたデビュー当時の神保美樹は滅法カワイイ。
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