抹茶マラカス

侍の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
3.7
桜田門外ノ変に焦点を当てて、士分・侍っていうものって何ですか?を三船演じる鶴千代を通して浮かび上がらせようとしている。
出生の悲運からの浪人って話や身分固定からの下剋上など、実は現代に通じるテーマもあったりする。ラストの斬り合いは結末こそ史実でわかってる訳だが、気迫十分で雪が映える。会話が楽しいので、見ていられるよねえ