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東京画のmamのネタバレレビュー・内容・結末

東京画(1985年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

ヴィム・ヴェンダースがイメージする小津映画の東京は80年代にはもう失われていて...。
新宿のネオンや後楽園、パチンコやゴルフに興じる人々、食品サンプルの製造過程、代々木公園に集まるロカビリーな若者たち(CREAM SODAの男の子かわい!)
高度成長の波に乗る、モノに溢れ美しいものが消えてしまった東京を映し出す。

ヘルツォークと、ラ・ジュテのクリス・マルケルもチラリ出演。

笠智衆と訪れる北鎌倉へのお墓参り。墓石には"無"とだけ。
20年近く撮影助手だった原田さんの監督への想いにホロリとくる。

2022-300
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