ペイン

現金に体を張れのペインのレビュー・感想・評価

現金に体を張れ(1956年製作の映画)
4.7
“THE END”のタイミング、キレ味💯

久々に観ましたがやっぱりキューブリックは化け物ですね。

「2001年~」や「時計じかけ~」ほどには彼らしさが一見出ていないように見えますが、なんてことないはずのシーンもよく見ると左右対称バッキバキに構図がキマっていたり、その完璧主義に狂気すら感じます。

後に“現金に体を張れ型”と呼ばれる映画が量産されるきっかけになったキューブリックのハリウッドデビュー作。すべての演技、演出が流れるようにスムーズでスムーズ過ぎて逆に物足りないくらい(笑)

P.S.
なんか主人公の奥さん役の人、イングリッド・バーグマンにソックリだった気がする。
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