荒野の森くま

新選組血風録 近藤勇の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

新選組血風録 近藤勇(1963年製作の映画)
3.9
惜しい、土方(加藤武)と山南(佐藤慶)のキャストが入れ替わっていたなら傑作になりえたのに・・・沖田(品川隆二)もダメだが沖田ができる年若のイケメンは当時の東映にはいないから仕方ない。
近藤勇を演じるのは時代劇衰退期でもお山の大将であり続けた市川右太衛門でピッタリ。
伊東一派の篠原泰之進(木村功)が新撰組の苦悩を一手に引き受けて巧い。

物語は池田屋から油小路、天満屋までのイケイケドンドン時代。

脚本は笠原和夫と加藤泰

モノクロ 1963年5月12日公開