びっくりするくらい良い作品でした、、、
5つの独立した話が絶妙に交互に絡み合っていく。
それも大袈裟でなく自然と、ひょっとしたら見逃すくらいの一瞬の隙間で。
脚本も素晴らしいと思うのですが、監督の演出の力もまた素晴らしいと感じました◎
大都会ニューヨークブルックリン。
7番街の3丁目の角にある小さなシガーショップ。
スポーツ談義に明け暮れるいつもの面々、常連客、時折やってくる誰か。
タバコの煙くらいに曖昧な接点だけど、目に見える程には友情に似た感情が窺える。
この狭い世界観の作品に出ている、数は多くはないキャストみんな知らなかったしキャラクターについても深掘りはされない。
でもこの作品自体の味わいの深みに必要不可欠な存在感があって、そのあたりにも演技と演出の力量を見せていただきました。
タイトルもいいなあ。
ふとしたタイミングでまた観たくなるタイプの映画ですね。