昔観た時に衝撃を受けた。ハマった。
最近観返したので再投稿。
私、小さい時から大衆人気のある超王道の勧善懲悪アメコミ(ヒーロー)アクション物が好きじゃなかったのと、ヒーロー映画ってこういうもんだという型に嵌ってるような分かりやすい固定観念に飽きていた。
だからこそ「何だこれは。違うぞ!」ってブッ刺さったんだと思う。
だからこそ、1作目のビギンズと3作目のライジングは残念に思った。
ちなみに同じ意味でその魔法少女アニメ版みたいな『魔法少女まどか☆マギカ』も沼る。
厨二心もあった子供なのだろうけど。
観返しても、
本作品が遺作となってしまったヒース・レジャー演じる”ジョーカー”がやっぱり、主演であるはずのバットマンを食っている。
ジョーカーが出てるシーンに釘付けになる。
ナースコス姿も可愛いw
どんなバケモン俳優だよって、当時ヒース・レジャーの事をたくさんネットで調べた。
本当に亡くなったのが惜しい。
ヒース・レジャーの怪演、熱演があって、
しかもこの作品直後に亡くなったってのが神格化してしまうような一因でもあった絶対に。私が映画関連の偉い人でも確実に賞レースに彼と本作品を推しただろう。
あと、ジョーカーだけじゃなくて
トゥーフェイスも良かった。
忘れられないビジュアルとキャラ像。
冒頭の銀行強盗シーンの掴みも◎
王道ヒーローアクション物が好きじゃなくて、ダークな世界観、犯罪アクション系、哲学めいたヒューマンドラマ、ホラーを思わせるビジュアルとキャラが好みな人間に当たったかなと。1度観たら忘れられないジョーカーとトゥーフェイス。車とバイクも良かったけどね。
のちにホアキン版のジョーカーも世に出てきたけれど、ヒース・レジャーが世に遺したジョーカーの偉大さ。映画監督というものにも興味が無かったのに、クリストファー・ノーランにも興味が湧いた。(個人的に合わないのも結構あるが)
そういう意味ではやはり思い出深い作品なんだけど、若かりし初見鑑賞当時ほどは全体的に面白かったとは感じず、「長いなぁダレるなぁジョーカーシーン早く来て」って思いながら観た。
(クリスチャン・ベイルごめん)