そんなに面白味のないロマンス。よくありそうな展開に辟易。トム・クルーズもニコール・キッドマンもこんなお遊戯みたいな映画で良かったのか。訳わかんなかったけどキューブリックの時の方が溌剌としてた(でもあれをやりたがったのは演技派の箔をつけたかったトムクルの方でニコールはやりたくなかったというのも面白い)。
脚本がご都合主義の塊で良くないのはそうなんだけど、ロン・ハワード自体やっぱりそんな大した監督じゃねえんじゃねえかって気がしてくる。というか、職人監督であって個人の色が見えなさすぎる。パッションがどこにあるのかよく分からなかった。トムクルのチ◯コ覗き見するシーンが名シーンなのだろうか…?
脚本的なこと言うと、このアメリカ万歳!な感覚が今とは合わないなって感じ。別にアメリカ人万歳!じゃなくてアメリカ!なのがミソではあるけど。
良かったのはジョン・ウィリアムズの音楽とエンヤの主題歌。