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あいつに恋して
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『あいつに恋して』に投稿された感想・評価

akrutm
3.0
道産馬とともに北海道・日高から九州・鹿児島まで2600kmの日本縦断に挑まざるを得なくなった青年の姿を描いた、新城卓監督のロードムービー。原作は、島崎保久の『馬のゴン太の背にゆられ やったぜ!日本縦断2600キロ』という子供向けの絵本小説。

内容そのものは駄作と言ってよいだろう。馬によるロード・ムービーなのだが、訪れる土地土地でのドラマティックなエピソードがなく、各地で人と出会うにしても黙々と旅する姿を描いているだけなので、退屈極まりない。風見しんご(当時、風見慎吾)が大変そうなことだけは伝わってくるが。

そのわりには、出演者が無駄に豪華なのが不思議。さすがバブル(って関係ないか)。風見しんご演じる主人公の青年の祖父で牧場の経営者が植木等、対立する牧場の経営者が高品格なのは(一応)中心人物なのでまだいいが、旅先でのワンシーン程度にしか出てこない人物として原田芳雄、倍賞美津子、武田鉄矢、米倉斉加年、大和田伸也、花沢徳衛、世良公則、泉谷しげる、石野陽子などが出演している。

でもそんなことはどうでもよく、本映画の価値は、森高千里の映画デビュー作でかつ唯一の映画出演作という点に尽きる。デビュー当時からの熱狂的な森高ファンである自分にとっては、映画の内容に関心はなく、デビュー当時の森高を拝めるだけで満足。当時は無チェックで、現在までDVD化もされていない入手が困難な作品だったので、衛星劇場で放送すると知ったときは迷わず(その月だけ)契約してしまった。

森高千里は、大塚製薬主催の1986年第1回ポカリスエット・イメージガール・コンテスト(第1回のみで終わり)で約12000人の応募者のなかで優勝してデビュー。このコンテストの優勝者には、ポカリスエットのCM出演(糸井重里と共演していたのが懐かしい)のほか、レコードデビュー(デビュー曲の「NEW SEASON」が本作の主題歌として使われているがエンドロールで流れるだけ)と映画出演があらかじめ約束されていた。その約束されていた映画出演が本作なのである。役どころは、対立する牧場の孫娘で主人公の青年が恋する相手という中心人物(役名も「千里」)であるが、一緒に旅に出ないので出演シーンはかなり限られている。熊本から上京したばかり(で、かつ映画出演に全く興味がない[*1])17歳の少女にいきなり演技させるとこうなるという見本のような、無表情のままで台詞棒読みの演技が印象的。あらすじには二人は口には出さないがお互いに惹かれ合っているとあるが、そんなふうには全く見えないのもご愛嬌。それ以降の森高のイメージとはまったく違う森高に会うことができる。

[*1] 森高千里が自分で希望してコンテストに応募したわけではなく、友人の隣人が大塚製薬に勤めていて、その関係で人数集めのために仕方なく応募したとのこと。また、高校時代からバンドで音楽活動をしていた森高にとって、アイドルとか女優になることにはまったく興味はなかった。そんな森高にとって、本作への出演には何のモチベーションも持てなかったのである。
島崎保久の『馬のゴン太の背にゆられ やったぜ!日本縦断2600キロ』を新城卓が監督した。新城に面白いものなし。今回もその通り。豪華俳優を揃えながら、この程度か。ポカリスエットムービーキャラバン第1回作品。監督の選任を間違った。
ニューOS劇場にて
内容はというより、これは、昭和の記録映画として見るととても良い。昭和のいろんな習慣と町並みが見れる映画。