鍋山和弥

コレクターの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

コレクター(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

普通に、サスペンス映画。冷静な刑事対、サイコ犯人。オチとしては、犯人も刑事。刑事が、犯人だったから、犯行も、プロ。主人公の刑事が、心理医師でも、あるという設定が、面白い。性欲任せの、猟期殺人犯を、追う話だっただけに、人間の欲望という、愚かさを、感じる作品となっている。人間には、欲望がある。性欲は、当然ある。欲望任せでは、いけないのだ。この犯人のようになる。性欲は、相手と愛し合って、初めて、喜びとなると思う。この犯人のように、無理やり、脅して『愛してる』と、言わせてはいけない。人と、喜びを分かち合うのも、性欲。傷つけるのも、性欲なのだ。
鍋山和弥

鍋山和弥