課長とヒロシ

ドランク・モンキー/酔拳の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)
4.0
ヒロシ(以下ヒ):2024年あけましておめでとうございます~!今年もよろしくお願いいたします!

課長(以下課):あけましておめでとうございます!、、、とは言えもう「とんど」も終わってるけどな。

ヒ:笑笑、、、時事を外すのは「我々あるある」ってことで!というわけで今回はこちら。お正月映画の定番!「昭和の年末年始の深夜にやってそうな映画シリーズ」よりジャッキーさんの『酔拳』です!

課:このシリーズも3年前と2年前が『キャノンボール1&2』そして去年が『五福星』とだいぶ苦しくなってきた感じだ。本作は日本で初めて公開されたジャッキー・チェン映画で、『蛇拳』とともに売れないアクション俳優だったジャッキーを一躍スターダムに押し上げた記念碑的な作品だな。

ヒ:この時期のジャッキーさんのカンフー映画はロー・ウェイさんとの問題もあり玉石混合ですが、『蛇拳』と『酔拳』はその中でもトップクラスの出来栄えで、特に『酔拳』は香港や日本のみならず、東南アジアやなぜか南米でも大ヒットとなりました。

課:香港カンフー映画によくある仇討ちものではなく、コメディ路線に振り切った軽快さもウケた要因だろうな。あと修行のシーン。茶碗を太ももと両腕に乗せて空気椅子をするやつとか、腹筋しながら茶碗で水を汲むやつとか、俺を含む当時の全国の小学生が真似しまくったよな!

ヒ:個人的には『バーチャファイター2』の舜帝を思い出して懐かしい感じです(笑)お正月に酔っぱらいながら「酔えば酔うほど強くなる!」本作を鑑賞するのもまたいいんじゃないでしょうか!

課:ちなみに日本公開時のキャッチコピーは「むかしドラゴン、いまドランク!」だが、これはお笑いコンビ「ドランクドラゴン」のコンビ名の由来になってるぞ!当時『ルパン三世』が人気絶頂だったモンキー・パンチ先生が手がけた広告用ポスターも一見の価値ありだ!

ストーリー  3
キャラクター 5
世界観    4
演出・演技  5
音楽     3
何仙姑は適当!笑 度99
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