ノットステア

つみきのいえのノットステアのレビュー・感想・評価

つみきのいえ(2008年製作の映画)
3.4
○感想
セリフなし。
独特の絵。シミのような、古びた紙のような。好みの絵だった。
心地よいやさしい背景音楽。
何の説明があるわけでもないけど伝わってくる。なぜそこに住むのか。住み続けるのか。水面が上がるたびに積み木のようにレンガを積み上げてまで。

以外、ネタバレあり。











水面が上昇して、誰もいないのにそこに住むのはなぜか。
落としたパイプ(喫煙具)を拾うため、スキューバダイビングをする。かつて住んだ部屋を通るたび記憶が蘇る。
かつて家族と暮らした思い出。





○アマプラの紹介文
水に沈みかけた街で孤独に暮らす老人。彼の家は水面が上昇する度に上へ上へと、積み木を重ねるように伸びていく。彼はなぜひとりで暮らしているのか、徐々に解き明かされる物語。数々の賞に輝く、淡く切ない物語です。主な受賞歴:米国アカデミー賞短編アニメーション賞、アヌシー国際アニメーション映画祭アヌシー・クリスタル賞(最高賞)、広島国際アニメーションフェスティバル広島賞、観客賞、他多数受賞