橋口亮輔監督作品で評価が高かったため鑑賞。
うん、悪くないけど好きじゃない。
ゲイのカップルと子供を生みたい女性との3人の関係を描いた作品で、ゲイカップルのやり取りや吐かれるセリフから監督自身の思いというか心情が滲み出てきているような感じがありました。
また主演3人が役になりきっており、本当にこういう人たちなんじゃないかと思ってしまうほど。また脇の光石研、秋野暢子、つぐみの演技も素晴らしいです。
しかし、ほとんど感情移入ができず、また女性についても考え方に共感できなかったためにあまりノレませんでした。また、もっと心の叫びを映し出して欲しかったなという印象。
人間の描き方が良いので、観る人によっては評価が高いというのも頷けますが、「そういう人たちもいるんだ」と引いたところから観てしまいました。
もっと若いときに観たら感じ方が違ったかな。