オトマイム

私のように美しい娘のオトマイムのレビュー・感想・評価

私のように美しい娘(1972年製作の映画)
3.8
『あこがれ』のきれいなお姉さんがこんなアバズレのすれっからしの役を⁇と意外だったけど、じつは彼女はこんな役どころが定番なのですね。悲劇をものともしない野生児のようなたくましさと奔放さ。ベルナデット・ラフォンの魅力が全開です。
数奇な運命を生きた女性の取材に行ったライターが"ミイラ取りがミイラになる"的なお話、『恋愛日記』の女バージョンともいえるかも。トリュフォー自身語っているように、彼女あっての作品なのでしょう。独特のテンポとか情けないやさ男のキャラクターとかがトリュフォーっぽいなぁ
フロリダ・プロジェクトよろしくアパートの外廊下から下に唾を飛ばす悪ガキが。