kaorui

ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのkaoruiのレビュー・感想・評価

4.0
暴走するイビツな情熱はPTAのモチーフの一つなのだが、今作もカタストロフィに向け突っ走る。
欲望とエネルギーは目的を達しても留まることを知らず濁った血が煮えたぎり溢れ漏れ出たものを僕達はこわごわと覗き見るしかない。
草食系ながら食えないポールダノがお汁粉に添える塩昆布のように良いアクセントになっているのだが、食い尽くされる。
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