うりぼう

真昼の決闘のうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「午前10時の映画祭11」

記憶はいい加減なもの。こんな悲しい映画だったんだ。

ヒーローのはずの保安官の勇退と結婚の日。昔の悪党が出所して帰って来る。町の男達は、平和ボケで逃げ腰。

新妻は、クェカー教徒で対決に反対。町の皆と、追い返そうと戻った保安官の立場なし。盛んに汗を拭く。

頼りの相棒は、保安官になれないのを恨んで傍観。結局、一人で対峙するが、ピンチ。新妻に救われて倒すが、町民の祝福にバッチを捨てて妻と去る。教義に反した彼女は、どうするのだろう?

「七人の侍」同様、普通の市民は身勝手な者。

ドラマの経過時間が、映像の時間に合わせてあり、「24」の原型。天国と地獄を2時間で味わう保安官。全編に流れる主題歌が保安官の孤独と緊張を盛り上げる。
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