terusuk

真昼の決闘のterusukのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.5
孤独な保安官が元死刑囚による逆襲を返り討ちする、という西部劇。
一捻りされている点は、保安官が街から孤立してしまっていて、孤独な決闘を余儀なくされること、殆ど劇中時間がリアルタイムにリンクしていることの2点だ。

孤独な保安官という設定に、憂いを含んだ苦み走った渋みを持つゲーリークーパーには見事ハマっている。

新妻役のグレイスケリーはめちゃくちゃ美しい。
これぞ銀幕のスター、という輝きを放っている。

西部劇だけど、西部劇のアンチテーゼという難しい作品。
作品として最高、とは言い難い。
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