オーウェン

真昼の決闘のオーウェンのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.1
純粋な西部劇とは違う展開に新鮮味があり、物足りないと感じる人がいるのも理解できる。
だがこれは西部劇以上に人間ドラマでもあるから。

タイトルどおり昼の12時を境に繰り広げられる決闘。
保安官が助けを求めて街中を奔走する様。案の定皆無視したり、逃げるべきなど。
実際の勝負があっけないのもドラマを際立たせる。

決着がついた後のクーパーの去り際の余韻の無さがいいし、これが映画初出演のグレース・ケリーの美しさも引き立っている

このアンチヒロイズムな映画に対して文句をつけたのが、かのハワード・ホークス。
これに対抗して「リオ・ブラボー」を製作とは、意地っ張りな性格がよく出てる(笑)
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