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真昼の決闘のnewのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.6
とある西部の街の保安官ケーンは、この日結婚式を迎えていた。
そんな中、かつて彼が捕まえた悪漢ミラーが保釈され仲間を引き連れこの街へ訪れようとしていた。

西部劇の名作。
単にドンパチをするのではなく、悪漢たちがやってくるまでの保安官と町民の人間ドラマ。
徐々に町民と保安官であるケーンとの摩擦が起きていきじわじわと絶望と緊迫感を与えてくる演出は見事。
しかしながら、あれだけ強敵の様に描いていたミラーがあっけなかったのは残念。 
ラストの無言で去っていくケーンの姿は孤独な戦士を描いていて、切なく哀愁の漂う終わり方で良かった。
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