DaiOnojima

日本沈没のDaiOnojimaのレビュー・感想・評価

日本沈没(1973年製作の映画)
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画質はかなり向上してる気がしたが、古い映画なので最近の映画のように、とはもちろんいかない。音は意外に重低音が出ていて、結構いじってるのかな。

それなりに鮮明になった画面で、登場人物の表情や特撮のディテールが浮き彫りになって、なかなか感動的ではあった。何度か見てるけど、東京の大地震の描写は迫力があって息を呑む。ウチは55インチのモニターだが、先日お邪魔したお宅の110インチ大画面スクリーンで見たいと思った。また丹波哲郎の演技も素晴らしい。「何もせん方がいいのです」というくだりの表情とか。演技派って印象はあまりない人だけど。

最初に見た時は膨大な原作からの抜粋版という印象が強く印象的なエピソードや心理描写が省かれていてイマイチだったけど、映画の方を何度か繰り返して見ているうちに原作の方の細かいエピソードなどはすっかり忘れてしまい、映画の方がデフォルトみたいな気がしてきて、やっとこの映画の良さがわかってきた気がする。

UHDは限定ボックスのみ収録。いろいろおまけはついてるが、13000円超え(Amazon価格)はやっぱり高い。
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