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フランケンシュタインのmugcupのネタバレレビュー・内容・結末

フランケンシュタイン(1994年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


なんて哀しい…
名もなき怪物の
圧倒的な哀しみ。

原作を読み終えて、あまりの素晴らしさに
やはりこの映画は観なくてはならないなと
探しました。

確かにボリス・カーロフの方よりも
かなり原作に沿った内容です。
デニーロフランケンもカーロフフランケンも
とてもとても素晴らしかった。

でも、やはりこのメアリー・シェリーの名作は
この圧倒的な哀しみは
文章でなくては伝わらないな と
思いました。

文字の持つ力を感じる一冊。
美しい言葉が哀しみをより引き立たせる。
そして、永遠に答えの出ない問いを出されたような
そんな重石を心に残してくれました。

「おれは独りだ、独りきりなのだ。」
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