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ベルリン・天使の詩のnono398のネタバレレビュー・内容・結末

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

懐。昔一回観たが、ぼんやりとしか覚えてなかった。
好きになった女性に触れたくて、人間になっちゃう天使のおじさんよ、言うほどこっちの世界はいいもんじゃないよー?と元も子もないことを思ったり。ないものねだりなのはどこの世界の人も一緒だなぁ…どっちの世界も半々体験出来れば一番いいのにな、と思った。
『破産でこのサーカス団は今日で解散だ』と団長さんがみんなに告げたあと、テントの外で1人肩を落としてるヒロインのそばで無言でアコーディオンを弾き出す仲間、自分の背中から衣装の羽根を取ってその仲間にそっと着けてあげるヒロイン、自分のトレーラーに戻ろうと歩き出し、たまたま通った別の仲間とワンフレーズだけ踊って、力なくトレーラーに入ってく…っていうシーンがいいなと思った。
リメイクの『シティ・オブ・エンジェル』とは違う結末だったんだなぁ、忘れてた。『シティ・オブ・エンジェル』の方の結末だけ覚えてたから、メグ・ライアンみたく死んじゃうんだったっけ…と勘違いしてて、ヒロインの空中ブランコのシーンを勝手にドキドキしながら見てた(笑)そう言えば最近メグ・ライアンて見ないなぁ…。
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