サムライミ監督が二十歳そこそこで製作したスプラッタムービー。「ドクター・ストレンジMoM」が良かったので、復習の為に視聴しました。
とにかく退屈させない展開の数々に思わずニッコリしてしまいます。冒頭15分くらいで日常シーンは終わり、そこから森によるレイプシーンが始まり、そこからエンディングまで駆け抜けていきます。因みにこの森のシーンは摂氏4度ほどの中でガウン姿のまま撮影しなければならず、女優さんは大変苦労したとか。
鉛筆による足首を刺すシーンは思わず「痛い!」と見てて思いますが、斧で体をバラバラにするシーンになるころには、もはやギャグです。その後も目玉を指でつぶしたり、過剰に血を顔面に吐かれたり、極めつけはコマ撮りで撮られた人体崩壊シーンでクライマックスとなります。最後30分は5人中4人が死霊になってしまったため、ブルース・キャンベルの熱演が光ります。
お金がないならアイデアとカメラワーク、そして役者の熱演でカバーしようという意気込みを十二分に感じることができる本作。涼しくなってきたこの時期におすすめの一作です。是非以降のシリーズもレビューしていきたいですね。