なー

エイリアンのなーのレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
4.0
最近はSF映画の金字塔と称される古典を少しずつ攻めてみてる次第です

まず様式美に惹かれっぱなし
リドリー・スコットってブレードランナーも作ってる人なんですね...
少し系統が違うけどどちらもとても好き

ストーリーはシンプル
当時のフェミニズム運動と繋げて女性が男性に負けず劣らず勇気を持って戦う姿勢が反映されてるって意見を見て、女性の地位が以前よりは高まっていてそれが当然な若い世代な自分にはなるほどという感じでした
逃げ場のない密室空間で追い詰められ精神が削られていく緊迫感もいい
エイリアンという未知で完全な理解が出来ない存在は恐ろしかった

調べてみると当時のSF映画の地位の低く映像表現としての世界観の構築が未成熟だったんですね
だからこそ金字塔と呼ばれるんだ
今では当たり前だから普通に観るとわからないんだけど、その当たり前の軸になってることがすごいんだなあ
全く勉強が足りないので色々調べつつ別の作品を掘り下げていこう
なー

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