このレビューはネタバレを含みます
天才的な頭脳を持っているものの、酷い頭痛持ちで、頭痛に襲われては鼻血を出しぶっ倒れ幻覚を見る、数学馬鹿の主人公。株式市場も数値化して法則を見つけることができるはずだと研究していたのだけど、ある日スパコンがエラーと思しき数値の羅列を吐き出した後クラッシュする。
製作費わずか6万ドルの低予算モノクロ映画。
「全ての現象は数値化できる」という持論のもと、研究を進めていたらだんだんよくわからない話に…黄金比とか216桁の数字とかフィボナッチ数列とかいってるあたりまではよかったのだけど、電波な展開になっていってしまいには万物の法則だとかモーセの五書だとかになって結局神の話に…。
つまらなくはないんだけど何がいいたいのかは全然わからない。変な映画だった。クリントマンセルの音楽が不安を煽る。妄想か現実かもわからない。LSD的な狂気を感じる…w