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『π』に投稿された感想・評価

erlbach

erlbachの感想・評価

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現実と狂気の沙汰の境界線をもっと大胆に溶かしたものを期待していたが、『ブラック・スワン』からの期待が大きすぎたかも。

でも映像は好き。
Zaoliang

Zaoliangの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イカロスの教訓的なアレを数字とかこの世の真理とかで置き換えたストーリー
NS

NSの感想・評価

4.1
少し難解ではあったが、スタイリッシュな映像と音楽で最後まで楽しめた。

モノクロ(低予算)なデビュー作って、やっぱり難解なものが多い気がする。
マヒロ

マヒロの感想・評価

2.5
数学者のマックスは、自作のスーパーコンピュータで株式の予測をする仕事をしていたが、ある日そのコンピュータが216桁の謎の数字を表示して壊れたことをきっかけに、自身が追い求める「世界の全てを解き明かす数字」について周りの心配をよそに取り憑かれたかのように没頭していく……というお話。

ダーレン・アロノフスキー監督のデビュー作で、モノクロの画面や精神的に追い詰められおかしくなる主人公の様子などは『イレイザーヘッド』や『鉄男』を彷彿とさせるところがあるが、劇伴が当時流行ってたっぽいドラムンベースチックなものなのが90年代らしい。
主人公をいじめ抜くアロノフスキー節は既に完成していて、訳の分からん数字のことを延々と考え続けて勝手に気が狂っていくマックスを見ていると、こっちもおかしくなりそうなヒリヒリした焦燥感が伝わってくる。黒がやたらと濃いザラザラの画面もジャンクフィルムっぽいアングラ感があり、雰囲気は十分。

第一作目にして既にセンスが垣間見えるのは凄いが、個人的にはそこまで刺さらず。主人公がひたすら内向的に悩みまくる話にそこまで魅力を感じなくて、それこそ監督が後に撮る『ブラックスワン』とか先に挙げた『鉄男』くらい現実への侵食を描いてくれていたら面白いんだけど、そこまで映像的な遊びは見られず(予算的にしょうがないんだろうけど)。ストーリー的にも小難しいことをつらつらと喋りまくっている形で、大層な事やってるようで実はなんでもない話なので、最初から最後まで拡がりがあんまりない。その堂々巡り感がこの映画のキモなのかもだが。

(2022.198)
kame

kameの感想・評価

1.8
昔は難しい事いって、アート性があれば、こういうのがすごいっていわれるのかな…って思ってたけど、
今だと見ていて伝わらなかったらダメだよなって、思う。

すごく見づらかったな。
数字とか、そんな頭いい話し難しい
なのに怖かった〜
多分もう二度と観ない
ミナカ

ミナカの感想・評価

3.6
荒い粒子のモロクロ映像。スタイリッシュなドラムンベース。こう書くとビジュアル的に満足できる作品と思いがちですが、不快そのものでした。

強迫観念に近いほど、数字に魅せられたら偏執狂の主人公が壊れていく過程を冷たく描いた作品。

狂った人の脳内を映像化/音像化したかのようで、こっちまでおかしくなりそう。特に高音のノイズと手持ちカメラを振り回したかのような映像は吐き気を催すほどでした。

狂った映画なのか、ストーリーも半ば破綻してる。それでいいと思います。

また観直したいかと聞かれれば、決してそうではない。しかしズブリと腹に溜まる異物が上手く消化できず、これを何とかしたいとも感じます。
野内流

野内流の感想・評価

4.4
インダストリアルな音楽と白黒の雰囲気、非常に合っててかっこいい
ずーっと居心地が悪いけど(おそらく意図的)、それを求めてるとこもある
幻聴や頭痛に苦しみながら、数字で世界を解き明かそうとする数学者が主人公。
この監督と作曲者クリント・マンセルのコンビ好きです。

画質が粗くて白飛びした、縄文時代に撮ったのかってくらい古めかしい映像、何度も執拗に繰り返される幻聴シーン、延々鳴り続ける電話の音など、観客のストレスを引き出すことを目的にしてそうで、いかにもダーレン・アロノフスキーらしい。

ラストは観客に想像を委ねるパターン。
劇中で「機械が壊れる直前に意識を持つ」って言ってたのがヒントなのかなぁと私は思ってるけど、どうだろう。

こういうのって、数学オンチな身からすると何言われてもそこそこ説得力があるように見えてしまうけど、本物の数学者から見るとどの程度納得できるものなのか気になります。
身も蓋もない言い方をすると「頭良すぎると、生きづらいぜ」になってしまう…… 笑
後半は映画的な展開になるけど、前半の数学が得意な生きづらい人みたいなヤツはなんかリアルにありそうと言うか……。

クリント・マンセルによる音楽が良くて、なるほどトレント・レズナーと交流があるミュージシャンなんだと納得したり。
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