リアルな美男美女夫婦のSEXしか見どころがない作品。
■ 概要
犯罪のプロの夫婦コンビの逃避行を描いたアクション映画。
ジム・トンプソンの小説を映画化した72年のサム・ペキンパー監督の同名映画を、「キスへのプレリュード」のアレック・ボールドウィンと「愛という名の疑惑」のキム・ベイシンガーの夫婦初共演で再映画化。
■ あらすじ
『ドク・マッコイ(アレック・ボールドウィン)と妻キャロル(キム・ベイシンガー)は、悪党仲間のルディ(マイケル・マドセン)と組んで、ある囚人をメキシコに逃がした。
だが、ドクは依頼人にはめられて逮補され、ルディは彼を見捨てて逃げる。
20年の刑を宣告されたドクは、キャロルに暗黒街のボス、ベニヨン(ジェームズ・ウッズ)に会えと頼む。』
■ 感想
基本的に評価の高い作品をリメイクする場合、それを超えるとなると、非常に高い技量と熱意がないと不可能である。
その点で本作はどうだろうか・・・。
はっきり言って話にならない。
オリジナルにあった、滅茶苦茶カッコいいバイオレンスシーンやキレのよさ、そしてラストの悲壮感・・・。
こういったものが本作には一切ない。(というか作る気が感じられない。)
では何があるのか・・・。
答えは、'アレック・ボールドウィン'と'キム・ベイシンガー'といった、実際の美男美女のアツアツ夫婦のSEXシーン。
それだけである。
本作にはそれ以外見どころが一切ない!!
というか、そのSEXシーンを撮影するために本作を制作したとしか思えない!!
そのSEXシーンだが、やはり実際の夫婦が濡れ場を演じているという事もあり、妙にリアリティがある。
というのも、何とこの濡れ場では、カメラマン以外の監督やスタッフを全員外した状態で撮影したというのだ!!(残されたカメラマンはどんな心境で撮影してたのだろう・・・。)
そのせいか非常に生々しく、何だか新婚夫婦のハメ撮り映像を観ているように感じてしまう。
特にリアリティを感じたのが、騎乗位シーンである。
正常位から騎乗位に体位を変える際、何と'キム・ベイシンガー'が後ろ手にして動かしたのだ。
これは、間違いなく'アレック・ボールドウィン'の男根が'キム・ベイシンガー'の膣に上手く入らなかったので、肉棒を握り位置を微調整している。
その動きが余りにもナチュラルすぎて、マジでやっているとしか思えない。
'キム・ベイシンガー'の男根調整でSEXシーンが終わってしまったが、もしかしたら、現場では射精までいってたのかもしれないな・・・。
因みにこの2人、現在では既に離婚してる。