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13日の金曜日のAZのレビュー・感想・評価

13日の金曜日(1980年製作の映画)
3.3
幼い頃何気なく見ていたこのシリーズ。大人になりちゃんと見てみようと思う。一作目ではほぼジェイソンは出てこなかったのね。

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お決まりのフォーマット。若者たちがキャンプ場にてイチャイチャしている中、悲劇に襲われる。ホラー映画には性的描写が描かれるパターンが多い。これは需要に合わせてそうしているのだろうか。個人的に性(生)を表現することで死が際立っていると思う。この辺り、もう少し深掘りしていつか考えてみたい。

古くベタな映画ではあるが、その中でしっかりと光るものがある。様々な登場人物。おちゃらけたキャラもいれば頼もしいキャラもいる。そんな彼らが次々と殺されていく。個人的におっと思ったのが首を切った時に血の描写。吹き出し方がリアルでそこらのホラー映画よりうまい。

今見てもちゃんと怖い映画で流石だなと思った。

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ジェイソンとは何者なのだろうか。母親はジェイソンの死を恨んで犯行に及んでいるようだったが…。最後にジェイソンらしき人物が登場したものの、その存在は一作目では曖昧になっていた。続編ありきであの終わり方にしたのか気になるところ。
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