『スウィート17モンスター』『ブックスマート』『レディバード』などの思春期こじらせ？系映画がとにかくめちゃくちゃ好きなので、ここぞとばかりに劇場行ってきました。リバイバル上映。
もうちょいサラッとした青春映画かな？と思って軽い気持ちでいたら思ってたよりだいぶ重厚…（良い意味で）。
居場所がなく疎外感に襲われる主人公、イーニドの気持ちはよく分かる。ブシェミ（シーモア）の気持ちもレベッカの気持ちも分かる。それだけに同族嫌悪的感情でたまに目を伏せたくなる場面もあったけどその痛々しさがリアルでいいんだよなー。
個人的に好きなのは映画館のバイトでイーニドが客に毒を吐くシーンと、美術の補修で優等生的な女子がハンガーとかティーカップでアートを作る皮肉たっぷりのシーン。
全編を通じてイーニドがとにかく魅力的でした。
