キネカ大森にて鑑賞。
はみ出し者に送るはみ出し者のための映画。故に私はイーニダにめちゃくちゃ「分かる」と思ってしまった。
周りに合わせて平々凡々を生きる大人、同い年なのに子どもじみた同級生、そういうのを小馬鹿にして偉ぶる2人の話。
イーニダ、パッと見の雰囲気(言葉遣いや知識)立ち振る舞い、難しい言葉も知ってる、周りの知らない物や事が好き、でもその使い方を見誤ったのと、それが見掛け倒しである事、"人と違う自分に酔ってる自分が好き"に気付くまでは時間がかかりそう。
ささくれほどの傷で騒ぎ立ててしまうような自分勝手な振る舞い、狡猾さ、傲慢さがどれほど周りに多大な影響を与えるのかまで考えられてない詰めの甘さ、そこに気づいてるかどうかすら分からない危うさがリアルに詰め込まれてた。
子どもらしい名残を残してて良かったです