ボスニア戦争のことを知りたかったので観ました。
みんなが好き勝手に生きようとした結果、誰も助からなくなる。助けを呼んだ側は、助けに来る側のことなんか一切考えていない。助けに来る側は、上官やジャーナリストやみんな、それぞれ美味しいところを持ってこうとしてるところが必ずあるけれど、誰一人納得して帰れていないところが良かった。
よくできた脚本と思うし、小さな空間から世界情勢が見える構成は舞台向きとも言える(実際に演劇化したらしい)
戦地の狭間で、三人がいる空間だけで戦地を表せており、地雷の上に置かれた彼がNO MAN’S LANDだった。