ノットステア

月世界旅行のノットステアのレビュー・感想・評価

月世界旅行(1902年製作の映画)
4.3
月世界旅行(げっせかいりょこう)
○感想
1902年の作品。今まで観てきたものの中でダントツ古い!!
原作も読んでみたい。
14分の作品だった。34分ではなかった。
ピアノやブラスバンドのBGM。楽しい感じ。
セリフなし。
基本的に舞台にセットを作り、撮影している感じだった。
たまに外で撮影したり、水槽の中にジオラマを作って撮影したり。
役者の顔がアップになることもないし、画質も鮮明ではないので、一人ひとりの顔とかはわからない。カラーのお陰で区別できる。
身振り手振り、動きが大きい。そのおかげでわかりやすい。リアル感なんて求めちゃダメ。
かなり楽しかった。
もちろん今どきの作品と比べてはいけません。いや、比べても見劣りしないです。

以下、ネタバレあり









○あらすじ
天文学の6人の学者が、月世界旅行を企画する。
巨大な砲弾に乗って月へ。面白い。砲弾をセットするのは10人くらいの女性。そういえばロケットのパラシュートをたたむのは帰りを待つ女性の仕事だったっけ。たしか『宇宙兄弟』に描いてあったような。
月に到着。まさか月は人の顔だとは。砲弾が突き刺さり流血。正直、笑ってしまった。
月の探索の途中で、宇宙人と戦う。叩けば煙となって消える宇宙人。生け捕りにされる。月の王様に差し出される。まさか、王様を叩いて煙にして逃げる。隙がありすぎて笑った。
宇宙に戻る砲弾にしがみつく宇宙人。
到着シーンはおそらく、水槽か。



○アマプラの紹介文
天文学者のグループが月への遠征に出かけます。



○「月世界旅行&メリエスの素晴らしき映画魔術オフィシャルHP」より
http://www.espace-sarou.co.jp/moon/sakuhin.html
ジュール・ベルヌ『地球から月へ』『月世界へ行く』とH.G.ウェルズ『月世界最初の人間』を基にした映画。
2010年、緻密な手作業と最新のデジタル技術を用いた復刻版。