カトコウ

月世界旅行のカトコウのネタバレレビュー・内容・結末

月世界旅行(1902年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

おそらく現時点で鑑賞してる映画の最古作

あまりにも映画史的な存在が気になったのと
ロケット開発史とのタイミングも気になって

珍しく調べながら観てしまった

15分の映画ながら当時では類を見ない尺だった。というところで
これ以降の映画を大きく変えた。という点を知ってほほう。
と思ったし、知らずにみればそんな意欲作とは思えないくらい
当然のように起承転結のある物語を映画として描いている

まあ演劇畑からというのはあるから筋は作れるだろうけど
撮影としてもノウハウがどの程度存在してたんだろう?と

ロケット史の方はサラッとしてしか見てないが
正式な宇宙向けのロケット開発よりは
けっこうな年代古い映画のようで

そのあたりはどっちが先とかはないと思うが
発想として空想でこの話を描くのは

古く日本のかぐや姫の例があるとはいえ
人類の月や宇宙への意識、概念は興味深いと感じた


あとはちょうど宇宙兄弟を平行してアニメ鑑賞してるけど
OPのアニメにこの映画モチーフの曲があって
現代まで続く影響がやはり大きい作品なんだな。と再認識した
カトコウ

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