ぶるーべりー

透明人間のぶるーべりーのレビュー・感想・評価

透明人間(1992年製作の映画)
4.2
陽キャの透明人間が追手から逃げたり透明なまま恋人を作ったりする話。
「透明人間になったらこういうことしてみたい!」「透明人間になったらこういう時困るだろうな~」という誰もが考えた妄想が色々盛り込まれてます。

主人公は事故で透明人間になってしまって苦労するんだけど、たくましくユーモラスでほとんど悲壮感の無いエンタメ映画でした😆
むしろ透明人間を追いかけてる側のサムニールの方がメンタルに余裕無さそうでかわいそうに思えてくる。この人最近マウスオブマッドネスでも見たけど、こういうちょっとギリギリな状態の演技が上手いのかもしれないw

2020年の方の映画「透明人間」を見てたのでもっとホラーチックな話を予想してたけど、こちらはどっちかと言えばコメディに近いノリ。今作はオリジナルの脚本で1933年及び2020年の映画とは無関係みたいです。
マウスオブマッドネス、ゼイリブときてジョン・カーペンター監督作品は3本目ですが、この監督あんまり小難しい話は撮らないみたいで自分の好みに合ってる気がします。

終盤、あきらかに吹き替えふざけてるだろ!wと思ったシーンがあって字幕でも観直してみたんですがオリジナルの音声でも似たようなこと言ってます🤣
透明人間のミステリアスなイメージを払拭させられる陽気な映画、気軽に見れてオススメです!
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