バニラ

007/カジノ・ロワイヤルのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ボンドは爆弾密造情報の送信元がバハマの某ホテルである事を突き止め、送信者の武器商人ディミトリオスに接触する。
新ボンドと共にスケールはさらに大きく、シリーズ毎にアクションは激しさを増すが、今作品の力の入れようは凄かった。
カジノロワイヤルとなると魅せるボンドには変わりはないが、いかにして殺しのライセンスが誕生したのかを見せます。
タイトル曲はアニメーション風、PVもセンスと新しさを感じる。
ダニエルグレイグ演じるボンドはシリアスでハードボイルド、これまでの華麗な暗殺から泥臭い殺しに、受ける拷問も見せ方が違ってた。
生身の人間らしさ見せる所ともなるボンドの心配停止には驚き、蘇生は強運にも恵まれるこれまでにない展開も。
悪役ルシッフルにマッツミケルセン、ボンドガール、ヴェスパーにはエヴァグリーンと魅力ありました。
ネタバレ。

初めて心から人を愛したボンドはMI6を辞めヴェスパーを幸せにすると誓うが、ヴェスパーは帰らぬ女となる。
ボンドを愛していたヴェスパーがボンドの命を救い組織の黒幕の情報をボンドに残していた。
ヴェスパーの情報によって黒幕ホワイトの居所を掴んだボンド、国際犯罪組織に立ち向かう新たな任務が始まる。
華やかな舞台の裏にある、一人のスパイの苦悩は007の原点回帰でもありました。
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