このレビューはネタバレを含みます
長編ドラえもんで未鑑賞の作品の一つでしたが、リメイク版を鑑賞するにあたり予習として鑑賞。
序盤から中盤の地球でのやり取りに比べてピリカ星での話がえらく駆け足であった事と、ゲストキャラのパピの人物描写が淡白であった為に、個人的に歴代長編ドラえもんの中では可もなく不可もなしな出来であったかな…と。
地球での描写はしずかの映画撮影の件等無駄な描写も少なくなかったので、そこら辺を削除して出来た余裕をピリカ星での話に充てて欲しかったなー…。
ただ、ＰＣＩＡの超戦力もピリカ星の人々から見れば巨人である地球人にとっては屁でも無いと云う事を、序盤の地球でのジャイアン達のアマチュア映画撮影の描写以て伏線としていた点は、流石は藤子先生と言ったところ。
また、映画好きにはニヤニヤさせられるパロディやオマージュも満載であったところは、楽しませて貰いました。
まんまC-3POやR2-D2らしきロボットや、マシュマロマンのぬいぐるみ等、今じゃ絶対出来ないだろうなー…😅
さて、上述した個人的に残念な部分ですが、リメイク版では見事に解消されておりました。
そこら辺の細かい事については、リメイク版のレビューにて述べたいと思います。
