リメイク版と見比べようと思い鑑賞。
こっちのほうが全体的なバランスとして好きな感じ。
藤子先生が描いた「独裁者は倒されるべき」ていう、現代の見方によってはちょっと乱暴にも感じられるテーマが、シンプルなアニメーションとともにダイレクトに伝わってきやすいというか。
もちろんシンプルなアニメーションって現代から見ての話で、当時そういう意図があるわけではないんだけれど。
結果的に子ども向けアニメとしてスッキリまとまってていいな、って感じです。
リメイク版のほうは少しテーマ過多な印象があって……。
ドラちゃんの動きとか表情も昔のほうが自由度あってかわいいかも。
自分にスモールライト当ててるところとか、ジャイアンにおんぶされてる絵がかわいすぎて「カワイイ⤴︎⤴︎」て言ってしまった
あと主題歌よすぎ
リメイク版ではカットされちゃった場面が全部よかったのでそれは少し残念だけど、のび太が単独行動になる場面や、パピの独裁者はいずれ倒されるというセリフを国民の前で言うなど、よいアレンジもあったなと思えた。
戦車のデザインがリメイク版ではまんまじゃなくて、少しファンタジーみあったのもいい変更点だと思う。
どこでもドアでしずかちゃんの部屋に入るときちゃんとノックしたりとかね。
スネ夫の「女の子ひとりに危ない目に遭わせるわけにはいかないし」というセリフ、これも時代柄リメイク版では多分「女の子」の部分がなくなってたと思うんだけど(あったらごめんなさい)、個人的には結構すき。
なんか金持ちリテラシーみたいなの感じる。
でもスモールライトの効き目が切れるの忘れてるドラちゃんはやっぱりもうちょっとだけしっかりすべき
