これは本当に衝撃でしたね。
パンチラで、宗教で、女囚さそりで、ゆらゆら帝国で、そして家族です。
で、安定の血みどろで、変態で、やっぱり愛でした。
とにかく熱量がすさまじい!
みんな振り切れた演技で、見ごたえあります。
誰ひとりとして 冷静じゃないもの!
なかでも、安藤サクラがひときわすごい。
なにこの異様な存在感!
個人的に「座敷女」を彼女で実写化してほしかったんですけど、すっかり国民的女優さんになっちゃいましたね。
満島ひかりも鮮烈でしたね。可愛いのにこのキレ味。誰だこれ!?ってなったな。
園子温監督の女優選びには絶大な信頼を寄せてます。
西島くんもだけど、アクションもいいですよね。
動ける人を中心に据えたのが、素晴らしい。
信仰心の馬鹿馬鹿しさをここまで俗っぽく描いたことで、逆に妙に崇高に見えてくる不思議。
緩急の急しかないので、映画館でも4時間あっという間でした。
園子温は振り切ってこそ!
変に落ち着かないで、どんどん変なもの撮って欲しいな〜〜〜