午前十時の映画祭にて鑑賞。
アメリカン・ニュー・シネマの時代の監督や俳優は好きだけれど、アンハッピーエンドがお約束のようなこともあってアメリカン・ニュー・シネマ自体はそこまで好みではない。
それでもこの作品はライオンの、カラスに笑われるカカシのように人に笑われる/人を笑わせることで平穏を得るという考え方もありクスッと笑える場面も多くて良かった。
タイトルがスケアクロウ=カカシでもあるしオズの魔法使いをモチーフにしているように感じたけれど、2人が出会ったことがエメラルドの都で、それぞれの居場所(帰るべき家)はお互いだったと思えるようなラストは感動的。
021 / 2024年