ゴン吉

ガンジーのゴン吉のレビュー・感想・評価

ガンジー(1982年製作の映画)
4.2
ガンジーの半生と生き様を描いた作品。

インドがイギリスの統治国であった1893年。
弁護士でインド人のガンジーが、当時は極端な人種差別があった南アフリカを列車で移動していた時、黄色人種ということで、切符を持っていたのにもかかわらず、車掌に列車からたたき出される。
人種差別に憤慨したガンジーは南アフリカで行動を起こし、インドに帰国後はさらに活動を広げてインドの独立を訴えていく。
そして1948年1月30日、ニューデリーで運命の日がやってくる。 

非暴力で断食により勝ち得た母国インドの独立。
活字では知っていましたが、ガンジーを映像で観ることが出来てとても勉強になりました。
「この世の悪魔は万人の心にこそ存在する 戦いは心の中でするべきだ」
「絶望に陥った時 私は人類の歴史を思う 勝つのは いつも真実と愛だ 暴君や殺戮者は一時は無敵に見えても結局滅んでしまう そのことを忘れてはならない」 
ガンジーの苦悩と涙の人生を綴った作品です。 

BS TVで鑑賞
第55回 アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、衣装デザイン賞、美術賞を受賞(1983年)
第40回 ゴールデングローブ賞で最優秀主演男優賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀外国語映画賞を受賞(1983年)
ゴン吉

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