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ガンジーのmamのネタバレレビュー・内容・結末

ガンジー(1982年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

「非暴力、不服従」

何故ガンジーが糸を紡いでいたのか(綿農家が貧しさから抜け出せるよう、英国製の布を買わなくていいように)、何故あんなにガリガリだったのか(人々の争いを鎮める為に 死を覚悟した断食を繰り返す)、分からなかった事が知れて良かった。

大戦で疲弊したイギリス帝国から念願の独立は果たすけれど、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒が混在するインドでは争いの火種となる。結局は印パ分断となり、パキスタン(イスラム教徒)、インド(ヒンドゥー教徒)、東パキスタン;後のバングラデシュ(イスラム教徒)というようにインドを挟んで国が分断する形となる。

宗教で人々が争う事なく平和なインド統一を望んでいたガンジーだったけれど、イスラム教徒の肩を持ちすぎるとして恨みを買い、最期はヒンドゥー教徒の過激派により射殺されてしまう。

2022-521
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