ヒナ子

少年と自転車のヒナ子のレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
3.7
この子を歪んでいると見るのか、
周りの大人たちが歪んでいるのか、
確実に後者が正しい。
けれど彼の事実というものは
皮肉にも彼の人生につきまとう。

昔、親は宗教だと
思っていた時期がある。

子供は大人が考えている以上に
素直で際限のない
吸収力を持ち合わせている。
故に、周りの大人が人生の全てであり、
優劣や正しさの基準も
そこで培われていくもの。

彼の不遇さを哀れむ思いと、
サンマサ、あなたがいてくれて良かった
ヒナ子

ヒナ子